要望別に見つかる!選別業者GUIDE/部品検査の精度を上げるには?/品質管理(QC)と品質保証(QA)の違いとは?

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「信頼・対応力・企業力」で選ぶ選別業者3選

「信頼」=ISO9001を取得、「対応力=24時間365日対応可」、自動車部品メーカーが日本で最も多い「愛知県に拠点のある企業」という3つのポイントで選別業者を厳選。それぞれの会社の人材の特徴をお伝えします。(2022年6月調査時点)

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品質管理(QC)と品質保証(QA)の違いとは?

このページでは、製造業などにおいてリスクマネジメントとして理解しておくべき「品質管理(QC)」と「品質保証(QA)」について、それぞれの目的や注意すべき内容などから違いを解説しています。

品質管理(QC)とは?

品質管理(QC:Quality Control)とは、文字通り自社の製品やそれを製造する工程などについて、管理体制を整えておけるよう企業として考えるべき取り組みを意味しています。

品質管理は適正な製造ラインの維持や原材料の厳選、作業に従事する従業員のスキルや能力、また全体の工程を監督するマニュアルやルールなど様々な要素を総合的に考えるマネジメントです。品質管理を適正化していなければ、思いがけない不良品や不具合が発生するリスクが高まるばかりか、製造工程のどの時点で問題が発生しているのか検証も困難になります。

品質保証(QA)とは?

品質保証(QA:Quality Assurance)とは、自社で製造した製品について客観的に品質が適正であると示す保証であり、またその信頼性を担保するための体系的な取り組みを指しています。

品質保証は常に客観的な根拠やデータがセットになっていなければならず、安全性を示す検査結果やチェックシート、また問題が発生した際にどのような手順で対応してどのように解決したのか一連の流れをまとめた報告書など、全てがきちんとそろっていることが重要となります。

なお、品質管理は各部署や部門で取り組めますが、品質保証は全体が適正化していなければ成立しないため、企業全体で意識することが重要です。

品質管理(QC)と品質保証(QA)の違い

品質管理と品質保証について、具体的にどのように意識していけば良いのかポイントごとに解説していますので参考にしてください。

時間的な違い

品質管理は製品の製造工程の最初から最後までマネジメントすることである一方、品質保証は完成した製品の機能や性能、安全性といったものが信頼できることを証明することです。そのため、常に品質管理は品質保証に先んじて発生することになり、品質管理が正しく行われていない製品について品質保証が認められることもありません。

また、製品が完成してからも、製造者である企業として製品について責任を果たさなければならず、品質保証はそのようなアフターサポートも含みます。

責任の所在における違い

品質管理においてチェックすべきは製造工程や製造手順といったプロセスであり、品質保証に関して監督すべきは「商品」として社外へ出て行った製品についての社会的責任です。

そのため、品質管理についての責任者は製造工程を管理しなければならず、品質保証についての責任者は出荷・販売されていった製品について把握しておかなければなりません。

なお、品質管理と品質保証の責任者は密に情報を共有して、全体的なリスクマネジメントを考えることも求められます。

カバーすべき業務範囲の違い

品質管理の業務範囲は、原材料から製品を製造するまでの工程が範囲であり、製品を出荷・販売してから消費者に購入・使用されるまでが品質保証の業務範囲です。また品質管理は製造が始まる前の準備段階についてもチェックしなければならず、品質保証は万が一のクレームやリコールについてもカバーしなければなりません。

品質管理は企業としての業務範囲に収まる一方、品質保証は製品が不特定多数に利用されることを前提としており、品質保証の方が業務範囲は広いと考えることもできるでしょう。

品質管理と品質保証はどちらも欠かせない

品質管理が適正に行われていなければ品質保証は成立せず、品質保証によって実際の製品の状況や消費者からの反応などを確認しなければ適切な品質管理体制を構築することもできません。

ビジネスにおいてPDCAサイクルが重視されるように、品質管理と品質保証は常に循環しており、どちらが欠けても企業としての信頼性や消費者への安全性を担保することができなくなります。

そのためマネジメントで直接的にアプローチする範囲が違っていたとしても、品質管理と品質保証は常に両面から考える意識が大切です。

品質管理・品質保証の質をより高めるために

品質管理と品質保証の質を高めることは、企業の競争力を向上させるために不可欠です。品質の向上は、顧客の信頼を獲得し、長期的なビジネスの成功につながるためです。

ここでは、品質管理検定の資格取得やISO9000規格の理解、TPSの知識、自動車業界でのIATF認定の取得、さらにはセミナーの受講など、品質向上に向けた具体的な取り組みを紹介します。

品質管理検定(QC検定)資格の取得

品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識や技能を評価する試験です。この資格を取得することで、品質管理の専門知識を深め、実務に役立てられます。QC検定は、基礎的な知識を問うレベル1から、より高度な知識や技能を求められるレベル4までの段階があります。

QC検定の取得は個人のスキルアップだけでなく、企業全体の品質向上にも貢献します。資格を持つ社員が増えることで、社内の品質管理体制が強化され、品質問題に迅速かつ適切な対応できるように。また、QC検定の勉強を通じて、品質管理に関する新しい知識・技術を習得できるため、継続的な品質改善が期待できます。

QC検定を受験するためには、公式テキストや問題集を用いた勉強が必要です。また、実務経験を積むことも重要であり、現場での実践を通じて理論を理解し、応用する力を養います。企業内でQCサークル活動を行い、実際の業務に即した問題解決の訓練を行うことも効果的です。

ISO9000規格を知る

ISO9000規格は、国際標準化機構(ISO)によって制定された品質管理および品質保証の国際規格です。この規格は、組織が顧客の要求を満たす製品やサービスを提供するための枠組みを提供します。ISO9000規格を理解し、適用することで、組織の品質管理システムが国際的な基準に合わせることができます。

ISO9000規格は、ISO9001・ISO9004などの規格から構成されています。ISO9001では、品質マネジメントシステムの要求事項を定めており、組織が品質管理システムを構築し、運用するためのガイドラインを提供します。ISO9004は、組織のパフォーマンスを向上させるための指針を示しており、品質管理システムの継続的な改善を目指しています。

ISO9000規格の適用には、内部監査や外部審査を通じた評価が必要です。内部監査では、組織内の品質管理システムが規格に適合しているかを確認し、改善点を特定します。外部審査では、第三者機関が組織の品質管理システムを評価し、認証を行います。このプロセスを通じて、組織は継続的に品質管理システムを改善し、顧客満足度を向上にも繋がるでしょう。

TPS(ジャストインタイム生産方式)を知る

トヨタ生産方式(TPS)は、トヨタ自動車が開発した生産管理システムで、ジャストインタイム(JIT)生産方式として知られています。TPSは、必要なものを、必要なときに、必要な量だけ生産することを目指し、無駄の排除に重点を置いています。

TPSの基本原則は、「ジャストインタイム」と「自働化」の二つです。ジャストインタイムは、在庫を最小限に抑え、生産効率を最大化することを目的としています。自働化は、人間の判断を必要とする部分を機械に任せることで、生産プロセスの品質を維持しながら効率を向上させる考え方です。

TPSを導入することで、生産効率が向上し、品質管理が徹底されます。無駄な在庫が削減されるため、コスト削減にもつながります。また、品質不良が発生した場合には、速やかに原因を特定し、改善する仕組みが整えるため、品質問題の再発防止に繋がります。

自動車業界では「IATF認定」を得る

自動車業界における品質管理・品質保証の重要性は高く、IATF16949認定は、その証明のひとつです。IATF16949は、国際自動車タスクフォース(IATF)が制定した品質マネジメントシステムの規格であり、自動車業界に特化した品質管理のです。

この認定は、製品の設計・開発から製造・サービスに至るまでの全てのプロセスに対して、厳格な品質管理基準を満たすことを求めています。認定を取得するためには、内部監査や外部審査を受け、品質管理システムの適合性を確認する必要があります。

IATF16949認定の取得は、国際的な取引を行う企業にとって大きなメリットとなります。認定を受けることで、グローバルな市場での競争力が向上し、新たなビジネスチャンスを獲得が可能になります。

セミナーの受講

セミナーの内容は多岐にわたり、基礎的な品質管理の概念から最新の技術やトレンドに至るまでカバーされています。専門家による講義や実践的なワークショップが行われ、具体的な事例を通じて品質管理のノウハウを学べます。

参加者は、自社の課題に対する解決策を見つけるためのヒントを得られ、実務に直結した知識の習得が可能です。セミナーを通じて得た知識は、社内で共有し、全体の品質管理体制の向上に役立てることが重要です。また、他の参加者とのネットワーキングを通じて、異なる視点や新たなアイデアを得られるため、品質の担保のためにぜひセミナー受講を検討してみましょう。

まとめ

製品が正しく製造されるためには品質管理を厳格に行うことが必要です。また、実際に製品がきちんと信頼性を獲得しているかどうか、品質保証によって確かめなければ問題やリスクに気づくこともできません。

とはいえ、不良品を製造しようと考えて作業する企業はなく、どれだけ意識しようとも品質管理や品質保証にミスや漏れが生じてしまう恐れもあるでしょう。そのため自社の能力や責任だけで全てをカバーできない場合、選別業者のようなプロの力を借りることも有効です。

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