要望別に見つかる!選別業者GUIDE/部品検査の精度を上げるには?/外観検査と照明の照度について

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「信頼・対応力・企業力」で選ぶ選別業者3選

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外観検査と照明の照度について

外観検査の品質を向上させて適正な部品検査や選別作業を行うためには、作業環境として適切な照度の設定が重要になります。外観検査における照度や、照明を使った照度の調整についてまとめているので、作業環境の向上の参考になれば幸いです。

外観検査に必要な照度とは?基準はある?

照度とは照明装置によって照らされているその場所の明るさを示す度合いであり、数値単位としては「ルクス」が用いられます。

作業員が部品や製品の状態を目で見てチェックする外観検査では、当然ながらきちんと対象を見やすい環境作りが必要であり、明るさや照度といった要素はそのために大切な要素です。

また、労働安全衛生規則や事務所衛生基準規則といった法律でも「作業員の健全な労働環境として必要な照度(最低照度)」が定められており、事業者はその数字を基準として健全な労働環境の確保しなければなりません。

日本工業規格(JIS)においても推奨照度が「JIS照明基準」として定められており、作業内容などに応じて適正値が設定されています。

照度の測定方法について

その空間の照度の測定には「照度計」と呼ばれる測定器を使用することが一般的です。

現在の照度計はデジタル式のものが主流となっており、動作に電源を必要としない「光電池式」と、電源を使って低照度まで測定できる「光電管式」に分類されます。

また、外観検査の照度を測る目的で照度計を使う場合、特別な指定がない限り外観検査のワークのある場所、もしくはその周辺数センチ以内とし、ワークのある場所を中心に測定領域を定め、その範囲内に等間隔の測定点を決めて各測定点の平均照度を求めます。

ただし、正確な照度測定では測定前及び測定時の注意事項も守らなければなりません。

照度の測定や照明の設定をする上で注意すべき点

正確に照度測定を行うためには、いくつかの注意事項を理解して測定ルールを守る必要があります。

測定開始前の注意事項

照度の測定を行う際、その空間の明るさを通常の作業環境と同じ状態に保っておかなければなりません。そのため、照明装置は照度の測定を行う前から余裕を持って点灯しておき、照度測定を行う人物は服装による光の反射などを避けるために明るい色や生地の服を着ないよう注意します。

照明装置が作業の邪魔にならないようにする

明るい場所で作業できるよう、照明装置の個数を増やしたり照明パワーの強い装置を設置したりすることは効果的です。しかし、照明の光が作業員の目に直接入ったり、空間が明るすぎたりしてしまうと、逆に作業員の負担となって作業効率を悪化させる危険が生じます。

外観検査における照度の調整や照明の設置では、必ず適正なバランスを考えるようにしてください。

ワークに反射する光の影響と見逃し

ワークの表面に照明の光が反射することで、傷や不具合が見えにくくなり、外観検査の品質が低下する恐れがあります。そのため、外観検査でどのようなワークをチェックするのか、その素材や表面の状態、形状などによって適正照度を検討が必要です。

光源の色と演色性の影響

演色性とは、光源となる照明の色によって対象物の色の見え方が変わる現象を指します。

例えば照明として蛍光灯を使う場合と裸電球を使う場合では対象物の色が違って見えるように、外観検査ではワークの条件に合わせて演色性についても配慮しなければなりません。

影による死角の発生

光が明るすぎるとワークの表面に反射して問題を見逃しやすくなり、同時に照明の位置や光源の方向などによって影が生じてしまい、影で隠れた部分が死角になって不具合を見逃してしまう恐れもあります。

適正な照度の保持と照明設置を叶えるポイント

外観検査で適切な照明の設置と照度の設定を実現する対策として、以下のような照明器具を利用するといった方法は有効です。

無電極ランプ

無電極ランプ(無電極放電灯)とは、内部に電極やフィラメントを使用していない点灯方式の照明装置であり、電磁誘導の原理と放電現象による発光によって明るさをキープします。

LEDライトのように直線的な光を発しないため、作業員の目にまぶしく感じたり、ワークの表面に光が反射したりといった問題を解決する対策として効果的です。

無電極ランプは蛍光灯のように柔らかな光を出すことが特徴な反面、小型化が難しく発光効率はLEDに劣るといったデメリットもあります。

有機EL照明

有機EL照明(有機エレクトロルミネッセンス照明)は原理的にLED照明と同じですが、ブルーライトを抑えられており、人の目に感じるまぶしさが和らげられています。そのため、外観検査のように目を使う作業でも視覚的な疲労感を軽減しやすいことはメリットです。

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